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2010/04/15 Thu. 20:35
Groupa 『Fjalar』
久しぶりの更新、久しぶりの北欧トラッドです。
聴いたのはスウェーデンのトラッドグループ、グルーパの『フヤァラル』です。

Groupa 『Fjalar』 (2002年)
グルーパのアルバムを聴くのは初めてです。
というか、こういうCDは数が少なく手に入れるのにも一苦労です・・・。
iTunesでも販売しているようですが、ダウンロードには抵抗があります。(iPod世代なのにw)
個人的に音楽配信はCD販売の代替というよりも、CDレンタルの代替という認識です。
そう考えると、アルバム一枚あたり1500円という値段は高すぎる気がします・・・。
グルーパはもともとインストグループのようですが、今作ではスウェーデンのフォークシンガー、ソフィア・カールソンがヴォーカルで参加しています。
エスニックな北欧トラッド+女性ヴォーカルということで、同じく北欧トラッドグループであるヤァラルホーンに近い音です。ただ、グルーパの音はさらにアヴァンギャルド、プログレ色が強くなっています。
どのような楽器だか分かりませんが、地鳴りのような低い音を出す太鼓のような音が非常に印象的です。北欧トラッドをこれほどまで、アヴァンギャルドに演奏しているグループはそうそういないと思います。
ジャケットを見る限りでは、落ち着いた感じの北欧トラッドという印象でしたが予想外の音でした。
まさかこんなにスリリングな演奏とは・・・、良い意味で期待を裏切られました!
≪関連、オススメアルバムなど≫

Gjallarhorn 『Ranarop』 (1997年) → ブログでの紹介記事
ヤァラルホーンはフィンランドのトラッドグループ。グルーパの今作に近いサウンドです。
ディジュリドゥ奏者が在籍しているのが特徴です。
△
聴いたのはスウェーデンのトラッドグループ、グルーパの『フヤァラル』です。

Groupa 『Fjalar』 (2002年)
グルーパのアルバムを聴くのは初めてです。
というか、こういうCDは数が少なく手に入れるのにも一苦労です・・・。
iTunesでも販売しているようですが、ダウンロードには抵抗があります。(iPod世代なのにw)
個人的に音楽配信はCD販売の代替というよりも、CDレンタルの代替という認識です。
そう考えると、アルバム一枚あたり1500円という値段は高すぎる気がします・・・。
グルーパはもともとインストグループのようですが、今作ではスウェーデンのフォークシンガー、ソフィア・カールソンがヴォーカルで参加しています。
エスニックな北欧トラッド+女性ヴォーカルということで、同じく北欧トラッドグループであるヤァラルホーンに近い音です。ただ、グルーパの音はさらにアヴァンギャルド、プログレ色が強くなっています。
どのような楽器だか分かりませんが、地鳴りのような低い音を出す太鼓のような音が非常に印象的です。北欧トラッドをこれほどまで、アヴァンギャルドに演奏しているグループはそうそういないと思います。
ジャケットを見る限りでは、落ち着いた感じの北欧トラッドという印象でしたが予想外の音でした。
まさかこんなにスリリングな演奏とは・・・、良い意味で期待を裏切られました!
≪関連、オススメアルバムなど≫

Gjallarhorn 『Ranarop』 (1997年) → ブログでの紹介記事
ヤァラルホーンはフィンランドのトラッドグループ。グルーパの今作に近いサウンドです。
ディジュリドゥ奏者が在籍しているのが特徴です。
2010/03/15 Mon. 19:11
ブックオフで掘り出し物を発見!
先日、訪れたブックオフで掘り出し物を発見!
北欧トラッドグループ、Varttinaの 『Aitara』 と 『Iki』 です。
なんと!それぞれ250円で売られていましたw。もちろん即買いです!

このヴァルティナは、母国フィンランドではかなりの人気グループらしいです。
今回購入したアルバムではありませんが、1996年に発表された 『Kokko』 はフィンランドで5万枚も売れたみたいです。
たった5万枚?・・・・と思われるかもしれませんが、フィンランドの人口は500万人ほどで、このアルバムセールスを仮に日本の人口で換算したとすると、なんと!120万枚にも及びます。いわゆるミリオンセラーというやつです。
一般的なフィンランドの音楽事情は、米と英とはそれほど変わらないと思いますが、
こうしたヴァルティナのような音楽が、広く受け入れられるフィンランドってスゴイですね・・・。
個人的には、90年代のポピュラーミュージックは北欧の時代だったと思います。
ロック、ポップスではカーディガンズが世界的に大ヒットしました。
米英では90年代はすっかり冷え込んでいたメタルですが、北欧では北欧メタルという言葉が誕生するほどに人気でした。
また、同じような状況にあったプログレも、90年代は北欧から次々と新たなバンドが出てきました。
ワールド・ミュージックにおいても、今回のヴァルティナをはじめ、北欧は伝統音楽が非常に盛んで注目を集めました。
ジャズは・・・90年代と北欧は、まだノータッチなのでよく分かりません。どうなんでしょう?
該当するアルバムは、ウチにはECMから出たレーナ・ヴィッレマルクのアルバムくらいしかありません。そもそも、このアルバムがジャズなのかトラッドなのか、まだ聴いてないのでよく分かりません(笑)。
米英とはちょっと異なる、多種多様な音楽が数多く存在するのが、北欧の音楽の最大の魅力ですね。
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北欧トラッドグループ、Varttinaの 『Aitara』 と 『Iki』 です。
なんと!それぞれ250円で売られていましたw。もちろん即買いです!

このヴァルティナは、母国フィンランドではかなりの人気グループらしいです。
今回購入したアルバムではありませんが、1996年に発表された 『Kokko』 はフィンランドで5万枚も売れたみたいです。
たった5万枚?・・・・と思われるかもしれませんが、フィンランドの人口は500万人ほどで、このアルバムセールスを仮に日本の人口で換算したとすると、なんと!120万枚にも及びます。いわゆるミリオンセラーというやつです。
一般的なフィンランドの音楽事情は、米と英とはそれほど変わらないと思いますが、
こうしたヴァルティナのような音楽が、広く受け入れられるフィンランドってスゴイですね・・・。
個人的には、90年代のポピュラーミュージックは北欧の時代だったと思います。
ロック、ポップスではカーディガンズが世界的に大ヒットしました。
米英では90年代はすっかり冷え込んでいたメタルですが、北欧では北欧メタルという言葉が誕生するほどに人気でした。
また、同じような状況にあったプログレも、90年代は北欧から次々と新たなバンドが出てきました。
ワールド・ミュージックにおいても、今回のヴァルティナをはじめ、北欧は伝統音楽が非常に盛んで注目を集めました。
ジャズは・・・90年代と北欧は、まだノータッチなのでよく分かりません。どうなんでしょう?
該当するアルバムは、ウチにはECMから出たレーナ・ヴィッレマルクのアルバムくらいしかありません。そもそも、このアルバムがジャズなのかトラッドなのか、まだ聴いてないのでよく分かりません(笑)。
米英とはちょっと異なる、多種多様な音楽が数多く存在するのが、北欧の音楽の最大の魅力ですね。
2010/02/06 Sat. 16:34
Gjallarhorn 『Ranarop』
2月になりましたが、まだまだ寒い日が続いています。今日も朝起きたら、薄っすらと雪が
積もっていました。やはり寒いときは、寒い地方の音楽を聴くに限ります。
そんなわけで、今日紹介するのは北欧フィンランドのトラッドグループ、ヤァラルホーンです。

Gjallarhorn 『Ranarop』 (1997年)
このヤァラルホーンは、なんとも変わった楽器編成をしています。
ヴォーカル(女性)&フィドル、パーカッション、ヴィオラ、ディジュリデゥといった編成です。
北欧トラッドを演奏するのに、なぜディジュリデゥ奏者が在籍しているのかは謎です・・・。
(ディジュリデゥはオーストラリアのアボリジニの伝統楽器です。)
しかし、このディジュリドゥの音の存在が、ヤァラルホーンの最大の特徴となっています。
多くの場合、楽器編成と大まかなジャンルが分かっていれば、そのグループがどのような音を
出すのか、比較的容易に想像することができると思います。
しかし、この楽器編成から音を想像するのはなかなか難しいのではないでしょうか?
こういった特殊な楽器編成のグループには、とても興味をそそられます。
音のほうも楽器編成同様、なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。
北欧トラッドの冷たさを感じさせつつも、一方でディジュリドゥの音が北欧とは思えないような
エスニックな音を放っています。この両者の音に、意外と違和感がないから不思議です。
北欧トラッドに興味がある方に、ぜひ聴いてもらいたいアルバムですが、現在では入手が
難しいのが難点です・・・。
≪関連、オススメアルバムなど≫
オススメというか、その他のエスニックな北欧トラッドグループ。

Hedningarna 『Tra』 (1994年)
ヘドニンガルナはロック色?のあるエスニックな北欧トラッドをやるグループの代表格。
ヤァラルホーンに激しいロック色を加えたようなサウンド。

Varttina 『Vihma』 (1998年)
こちらのヴァルティナもフィンランドのトラッドグループ。ブルガリアン・ヴォイスを
思わせるようなヴォーカルスタイルが特徴。
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積もっていました。やはり寒いときは、寒い地方の音楽を聴くに限ります。
そんなわけで、今日紹介するのは北欧フィンランドのトラッドグループ、ヤァラルホーンです。

Gjallarhorn 『Ranarop』 (1997年)
このヤァラルホーンは、なんとも変わった楽器編成をしています。
ヴォーカル(女性)&フィドル、パーカッション、ヴィオラ、ディジュリデゥといった編成です。
北欧トラッドを演奏するのに、なぜディジュリデゥ奏者が在籍しているのかは謎です・・・。
(ディジュリデゥはオーストラリアのアボリジニの伝統楽器です。)
しかし、このディジュリドゥの音の存在が、ヤァラルホーンの最大の特徴となっています。
多くの場合、楽器編成と大まかなジャンルが分かっていれば、そのグループがどのような音を
出すのか、比較的容易に想像することができると思います。
しかし、この楽器編成から音を想像するのはなかなか難しいのではないでしょうか?
こういった特殊な楽器編成のグループには、とても興味をそそられます。
音のほうも楽器編成同様、なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。
北欧トラッドの冷たさを感じさせつつも、一方でディジュリドゥの音が北欧とは思えないような
エスニックな音を放っています。この両者の音に、意外と違和感がないから不思議です。
北欧トラッドに興味がある方に、ぜひ聴いてもらいたいアルバムですが、現在では入手が
難しいのが難点です・・・。
≪関連、オススメアルバムなど≫
オススメというか、その他のエスニックな北欧トラッドグループ。

Hedningarna 『Tra』 (1994年)
ヘドニンガルナはロック色?のあるエスニックな北欧トラッドをやるグループの代表格。
ヤァラルホーンに激しいロック色を加えたようなサウンド。

Varttina 『Vihma』 (1998年)
こちらのヴァルティナもフィンランドのトラッドグループ。ブルガリアン・ヴォイスを
思わせるようなヴォーカルスタイルが特徴。
2009/12/27 Sun. 16:04
Maria Hulthen 『Ljus och hopp(光・望)』
北欧トラッド + ミサ

Maria Hulthen 『Ljus och hopp(光・望)』 (2002年)
マリア・フゥルテーンはスウェーデンのフィドラーでフォーク・シンガー。
今作はフォーク・ミサ曲集です。
男性、女性の合唱が主役で、そのバックの演奏をフィドルやホイッスルなどの伝統
楽器が担っています。一部では子供による合唱もあり、これがまた癒されます。
どちらかというとミサの要素が強く、クラシック的な雰囲気の非常に落ち着いた作品
となっています。なぜか、11曲目だけはジャズ風です。
寒くなる冬には北欧の音楽が聴きたくなります。
特に今作は教会でのライヴ録音で、まるで北欧の空気がそのまま収められたかの
ようなライヴCDです。
いまの時期に、ピッタリなアルバムです。
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Maria Hulthen 『Ljus och hopp(光・望)』 (2002年)
マリア・フゥルテーンはスウェーデンのフィドラーでフォーク・シンガー。
今作はフォーク・ミサ曲集です。
男性、女性の合唱が主役で、そのバックの演奏をフィドルやホイッスルなどの伝統
楽器が担っています。一部では子供による合唱もあり、これがまた癒されます。
どちらかというとミサの要素が強く、クラシック的な雰囲気の非常に落ち着いた作品
となっています。なぜか、11曲目だけはジャズ風です。
寒くなる冬には北欧の音楽が聴きたくなります。
特に今作は教会でのライヴ録音で、まるで北欧の空気がそのまま収められたかの
ようなライヴCDです。
いまの時期に、ピッタリなアルバムです。
2009/11/06 Fri. 15:40
String Sisters 『Live』
以前、購入したストリング・シスターズのライヴDVDを見ました!
ストリング・シスターズはケルト音楽や北欧トラッドのフィドラー6人からなるグループです。
メンバーは
≪フィドル≫
Emma Hardelin
Mairead Ni Mhaonaigh
Catriona Macdonald
Liz Knowles
Liz Carroll
Annbjorg Lien
≪バックバンド≫
David Milligan (piano)
Conrad Ivitsky (bass)
Tore Bruvoll (guitar)
James Mackintosh (drums)
と、なっており、かなり豪華なメンバー。
6人のフィドラーによる演奏はスゴイ迫力!
緊張感のある演奏なんですが、当のフィドラーたちは微笑みながら演奏しています。
こういったことが確認できるのがDVDの良いところ。
このDVDでお気に入りの曲は、アンビョルグ・リーエンとリズ・ノウルズ作曲の曲。
二人のトラッドの現代的なアレンジの曲は、プログレに通じるものを感じます。
フィドルによる演奏だけでなく、自身のグループでヴォーカルをとる、ガルマルナのエマと
アルタンのマレードによる伝統歌や讃美歌の歌唱もあります。
演奏もさることながら映像もキレイで、かなり楽しめる作品です。
こういった映像作品は、なかなか発売されることはないので貴重な作品。
ケルトや北欧周辺のトラッドが好きな人で、まだ見ていない人がいたらぜひ見てほしい作品です。
この作品CDも出ていますが、CDの方は収録曲がDVDより少なくなっています。
DVDの方が断然オススメです!
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ストリング・シスターズはケルト音楽や北欧トラッドのフィドラー6人からなるグループです。
メンバーは
≪フィドル≫
Emma Hardelin
Mairead Ni Mhaonaigh
Catriona Macdonald
Liz Knowles
Liz Carroll
Annbjorg Lien
≪バックバンド≫
David Milligan (piano)
Conrad Ivitsky (bass)
Tore Bruvoll (guitar)
James Mackintosh (drums)
と、なっており、かなり豪華なメンバー。
6人のフィドラーによる演奏はスゴイ迫力!
緊張感のある演奏なんですが、当のフィドラーたちは微笑みながら演奏しています。
こういったことが確認できるのがDVDの良いところ。
このDVDでお気に入りの曲は、アンビョルグ・リーエンとリズ・ノウルズ作曲の曲。
二人のトラッドの現代的なアレンジの曲は、プログレに通じるものを感じます。
フィドルによる演奏だけでなく、自身のグループでヴォーカルをとる、ガルマルナのエマと
アルタンのマレードによる伝統歌や讃美歌の歌唱もあります。
演奏もさることながら映像もキレイで、かなり楽しめる作品です。
こういった映像作品は、なかなか発売されることはないので貴重な作品。
ケルトや北欧周辺のトラッドが好きな人で、まだ見ていない人がいたらぜひ見てほしい作品です。
この作品CDも出ていますが、CDの方は収録曲がDVDより少なくなっています。
DVDの方が断然オススメです!
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